さやま猫の会

スーパー猫の日・ニャンニャンプロジェクトキックオフ  



22年2月22日

100年に1度の「2」が並ぶスーパー猫の日

私達『さやま猫の会』はニャンニャンプロジェクトをキックオフします。

今までの活動を見つめ直して、これからの活動に活かすために22項目の課題整理をしました。


1猫の問題は人の問題
 a)飼い主のいない猫の発生源はどこですか
 b)多頭飼育案件は飼育者の心の問題
 c)公共の場所の猫問題
 d)人への感情的配慮
2問題解決に必要な知識を持ちましょう。
 a)動物愛護管理法その他関連する法令
 b)経験の積み上げによる人への対応
 c)猫をケアする為の基礎知識
3問題を整理し、準備をしましょう。
 a)主原因解決のための論理的思考
 b)計画実行の行動力
4関係各所と連携しましょう。
 a)飼い主のいない猫は環境問題(環境課)
 b)シニア層問題(福祉課、社協)
 c)多頭飼育案件(福祉課、自治会)
5猫の生態を知りましょう。
 a)猫の生態とシグナル
 b)仔猫、老猫、傷病猫への対応
6健康と福祉に配慮しましょう。
 a)人の健康に配慮しましょう。
 b)適正飼育と適正な保護
7財源を確保しましょう。
 a)寄付に頼らない運営
 b)現場清算型活動
 c)財源元への感謝
8仲間への感謝
 a)サポーターそして同じ活動する方々へ
 b)里親になっていただいた方々へ
9令和12年埼玉県の犬猫殺処分ゼロ
 a)活動者全ての願い

今までやってきたことでもまだまだ未熟なところもあります。
活動を見直す為に個人・団体を問わず皆様からのご意見も頂きたいと思います。
こんな事が足りないんじゃないか?とか、ここは協力出来るよとか何でもOKです。
是非sayamanekonokai@gmail.comまでご意見お寄せください。
「項目箇条書きではわからないよ」という事もあると思います。それは後日色々と発信していければと思っています。


文責 S

category: 活動日誌

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埼玉県動物愛護推進計画を現場から考えてみた  



昨年4月に、埼玉県知事が令和12年に犬猫の殺処分をゼロに到達させると発表しました。

発表はこちらから

これは埼玉県動物愛護推進計画(令和3年から令和12年)に基づいたものであり、この計画を目標に掲げる事は望ましくはあるが、現場で県民と猫に直接関わっているボランティアや一般市民からすると、「具体的にはどうするの?」というところがなかなか見えてきません。

数年前に、ある県会議員と「達成している市町村に対してではなく、達成するのが難しいと思われる地域を重点に置きましょう」とお話しましたが、それも放置されたままになっているのが現状です。

そこで、この事を可視化するために埼玉県に資料を作成していただき、見えやすく加工したものを添え8月に提案意見書として送付させて頂きました。

内容はこちらから

令和3年12月には埼玉県動物愛護条例が一部改正となりました。→情報はこちらから

法改正、推進計画、条例改正は大きな枠組みであり、個々の問題にどのように対応するのかは見えていません。
そこで私達は現場の声として埼玉県にいくつかの提案意見書を送りました。

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また、活動を推進するためには財源が必要です。
幸運な事に埼玉県の動物愛護については、AEON様が発行するWAON収益の0.1%をご寄付頂いています。

詳細はこちら

現在コロナ禍で財源の多くを人のために使わなければならない中で動物愛護を推進するためには、より具体的なやり方を県民に提示しご理解を頂くことにより、多くの賛同が得られるのではないかと考えます。
その結果として、愛護団体だけでなく一般の方々も含め活動に参加しやすくする事で、より早く殺処分を「ゼロ」に近づけられるのではと考えてます。

活動ごとに色々とご意見はあるかと思いますし、コロナ禍でそれどころではない状況もあるかもしれません。
でも10年後ではなく、もしかしたら数年後に殺処分がゼロになったら素晴らしいと思いませんか?

私たちは狭山市の猫だけでなく、埼玉県の犬猫とそこに関わる人達の幸せを未来に描いて、これからも活動を充実させていきたいと思います。

22年2月22日から「ハッピーニャンニャンプロジェクト」を始動させます。
人と猫が幸せに生活できる未来の実現を1人でも多くの人と共有していきたいです。

文責 S




category: 活動日誌

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狭山市65匹多頭飼育崩壊現場の経過報告・2022年1月  


狭山市内65匹猫多頭飼育崩壊の1月末現在までの進捗報告です。

沢山の暖かいご家族に迎えられ、家の決まっていない猫はおかげ様で残り15匹になりました。
この子達のプロフィールは、HPから情報掲載しています。
是非覗いてみてくださいね。→さやま猫の会HP

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12月から医療ケアを継続しているテルパパですが、胸部に膿が溜まり、抗生剤投薬で様子をみてきましたが、経過は悪化も改善もしていない感じで、排膿処置後、中心部にある塊部分を外注生検に出しました。
現段階では悪性腫瘍ではないという結果でしたが、猫エイズキャリアなので今後も慎重に対応していきたいと思います。
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この1年だけでも、多頭崩壊現場からの猫だけでなく、成猫に目を向けてくださる方は更に増え、今までチャンスが少なく保護を見送っていた子達も温かいご家庭へ送り出す事が出来ました。



本件でまだ行き場が決まっていない15匹の猫達は、
現在、中川浩県議事務所で8匹、個人預かり宅で2,2,2,1匹とそれぞれ分散して管理しています。
日々変わらぬ愛情で献身的にお世話をして下さっているボランティアの皆様、様々な形でお力をお貸して下さっているご協力者の皆さまに深く感謝致します。

引き続き里親様、預かり様も募集しております!
皆様の暖かい手をどうかお貸しくださいm(__)m
切にお願い申し上げます。



里親募集の猫たちの情報はこちらから↓

【出張お見合い・ずっとのお家を待っている子達】
それぞれの子達のプロフィールはこちら
里親情報

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文責 S

category: 狭山市65匹多頭飼育崩壊

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