狭山市65匹多頭飼育崩壊現場の経過報告・2021年10月 
2021/11/09 Tue. 23:08 [edit]
狭山市内65匹猫多頭飼育崩壊の10月末現在までの進捗報告です。
緊急事態宣言を受けて9月は譲渡会はお休み、開けて10月より再開致しました。
10月には多頭飼育崩壊案件の猫たちにはお声はかかりませんでしたので、先月と変わらず現在44匹の卒業と21匹の保護になっています。(11月報告は期待して欲しいです(^o^))
皮膚炎・口内炎・抜歯と続いたテルパパ君は腹部に別の皮膚炎が発生しました。
これはさほど悪化せず、今は少しずつ乾燥して落ち着いてきています。


シェルターをご提供下さっている、中川浩埼玉県議がテルパパの記事を書いて下さっています。
中川県議のFacebook
本案件の他にお世話をしなければいけない猫もいます。
先日、永年お外で生活していたくぅちゃんを看取った後、3年前に関わった本件とは別の多頭飼育案件からの猫が急変し虹の橋を渡りました。
この子は市内の家の中と外に46匹いた崩壊現場からの子で、当時現場から仔猫25匹を引取りましたが(引取当日に現場の庭で1匹亡くなっていた)皆猫風邪が酷く、レスキュー後も1週間の間に7匹が亡くなるという惨状でした。
生き残った子達も体力が弱く、風邪がなかなか治らず成育が遅れ、この子も成猫で2㎏程度しかありませんでした。
急変してからは3日間頑張ってくれましたが、強制給餌も最後は受け付けませんでした。
弱く生まれ、兄弟も死に、短い生涯だった。
でも精一杯生き、本当にかわいい子でした。
不適正飼い主への憤りと、その罪深さを改めて感じます。
当会は狭山市に限定せず、埼玉県内のこの様な問題を行政側が積極的に解決して欲しいと願い、過日、県庁生活衛生課および動物指導センターに要望書を送付致しました。
埼玉県議会でも、動物愛護管理法改正に伴い、自民党より条例改正に同様の案が作成され、11月15日までパブリックコメントを応募しています。
気になる項目もあるので当会からもパブリックコメントを提出しようと考えています。
皆さんもご意見がありましたら是非応募してみて下さい。
自民党埼玉支部連合会パブリックコメントはこちらから
本件でまだ行き場が決まっていない21匹の猫達は、
現在、中川浩県議事務所で7匹、市内動物病院で4匹、個人預かり宅で2,3,2,3匹とそれぞれ分散して管理しています。
日々献身的にお世話をして下さっているボランティアの皆様に深くお礼申し上げます。
まだ多くの子達が温かい家族を探しています!
猫の飼育経験が豊富な方、また初心者の方、ご興味がある方は是非お声がけ下さい。
万全のサポートで丁寧に対応させて頂きます。
里親募集の猫たちの情報はこちらから↓
【出張お見合い・ずっとのお家を待っている子達】
それぞれの子達のプロフィールはこちら
里親情報

里親様もですが、預かり様も募集しております。
皆様の暖かい手をどうかお貸しください。
関係者一同、切にお願い申し上げますm(__)m
文責 S
category: 狭山市65匹多頭飼育崩壊
tb: -- cm: 0
| h o m e |