狭山市50匹多頭飼育崩壊現場の経過報告・2021年1月 
2021/01/31 Sun. 21:34 [edit]
狭山市内50匹猫多頭飼育崩壊の1月末現在までの進捗報告です。
昨年12月の17匹レスキューに加えて、今月は18匹をレスキューし合計35匹です。
35匹中、正式譲渡とトライアルは16匹です。
1月は正月や緊急事態宣言などがあり、かなり厳しい状況でしたが、成猫でも多くの方々から心をお寄せ頂き、終の住処に繋がってくれてます。
2月は残り全頭保護を目標にはしていますが、緊急事態宣言延長も懸念材料となり、1匹でも多くの猫達をトライアルに送り出し、保護スペースを確保しながらとなりますので、厳しい状況であることは認識しています。
2月の第1週には埼玉県動物指導センター南支所にも保護譲渡を前提としたお預けに了解を得て数匹移動予定があります。
個人預かり宅の猫達は、慣れている猫は飼い猫の様に生活する猫もいれば、人間との共生生活に戸惑いを見せる猫もいます。
手の掛かる子もいますが、どうぞよろしくお願いします。
皮膚が爛れている猫は入院治療をしていますが、原因究明のため2月月初には細胞診に出す予定となります。
行政との連絡会は2月に実施予定です。
内容は現状の数値報告と今後の予定が中心になると思いますが、行政の啓発活動と広報活動も含めてどの様に動くべきなのかも話し合っていきたいと思います。
1月には案件の該当自治会が自治会報に当会が対応実施している事と譲渡会開催情報を掲載していただきました。ありがとうございます。
狭山市社協では、12月より本案件の里親、預かりボランティアの掲載を実施していただき、引き続き今後の活動や高齢者と動物の問題を協働させていただけるよう打合せをさせていただいてます。
レスキュー2ヶ月目となり、案件への意識も薄れてくる頃ですが、官民協働の形を崩さず一体となって、最後の一匹まで猫達を里親様に繋げていきたいと思います。
里親様、預かり様の暖かい手がまだまだ必要です。
引き続き、皆様のご協力を切にお願い申し上げます。
category: 狭山市65匹多頭飼育崩壊
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