さやま猫の会

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多頭遺棄猫・アトム  



先日の緊急譲渡会には沢山の方のご協力を頂き本当にありがとうございました。
お力をお貸し下さった皆様には心からお礼申し上げます。


多頭遺棄から11匹の保護経緯概要はすでに緊急譲渡会開催告知でお知らせした通りですが、そのきっかけとなったアメショー柄茶トラの(仮名)アトム君(アメショーで虎だからアトムとは安易なネーミングと突っ込みは無しでお願いします(笑))の療養後再検査に行きました。
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BUN値は正常範囲内になり、レスキュー時は尿閉塞および突発性膀胱炎ということになりました。

保護当初、脱水もあり補液もしたいが、水分を多く入れすぎることによる膀胱への負担は両刃の剣ということもあり、療養方針はドライフードのふやかしオンリーで朝晩の排尿確認と膀胱触診で進めました。
最初の一週間程度の排尿は漏れ出るといった感じでチョロチョロとでしたが、徐々に通常の排尿ができるように。

経過観察でわかった事は、他の猫に比べて極端に水を飲まない。
朝晩の水分多めの食事でも、普通であれば水はある程度は飲むのですが、ほとんど口をつけない。

もともと猫は水分摂取は得意ではないので、色々と工夫をされている方も多いでしょう。
ふやかしているので必要量と思われる水分は体内に入っていて、そのせいもあるのでしょうということで、今のところは問題ないでしょうとの見解です。
今回のように真冬に突然外に出されてしまい、水を飲まない(又は飲めなかった)事で尿が濃縮され、突発性膀胱炎になったとも推測されます。


今回の再検査結果を受けて、とりあえず安定し、緊急の心配も解消された所で、
2月11日(日)の譲渡会からアトムも参加し、温かく見守って頂ける家族探しをしたいと思います。
性格は少々気が小さいですが、人懐っこい寂しがりやの男子です。
是非会いに来て頂けたらと思います。
沢山の皆様のお越しをお待ちしております。


アトムに限らず猫は下部尿路や腎機能の問題を多く含んでいます。
日頃の水分摂取量・尿量・回数・排尿行動など観察し、おかしいなと気が付いたらかかりつけ病院にご相談ください。
早期発見と早期治療で延命・救命が出来ることがあります。



文・写真 会員S


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category: 活動日誌

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エイズキャリアの猫達  

猫の感染症の一つに猫後天性免疫不全症候群(feline immunodeficiency virus = ネコ免疫不全ウイルス)。
一般的にはFIV・猫エイズと呼ばれています。

病理の説明については専門分野の方に任せるとして、私達のような猫に携わる活動をしている者としては、どのような知識を有し、どのようにして理解を拡める事が大切なのかを考えていきたいと思い書き残したいと思います。

多くの人達は「エイズ」という言葉により、とても怖い病気と捉えられる事があり、保護または譲渡の時に高いハードルの一つになっています。確かにキャリア猫の何割かは難治性口内炎や痩身、涎、腫瘍、慢性的猫風邪症状等が診られる事が多いのですが、人にも犬にも感染する事はないので、まずは安心して対応して欲しいと思います。

エイズキャリアの多くは雄猫だと云われています。それは感染経路が喧嘩咬傷による唾液からが圧倒的に割合を占めているからです。この事だけを聞くと「雄は喧嘩もするし、暴れん坊だ!」なんて安直に考えますが、本当にそれだけなのでしょうか?
ちょっと猫の気持ちを聞いてみましょう。

ブチョウ君にインタビューです。
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「僕ね、猫も人も嫌いなの。だからね、近づいてこられるとシャーって言っちゃう。人間から逃げるのは簡単だよ。あいつら運動神経ないんじゃないかと思うくらいトロいし。でもね、猫だと逃げれない事もあるんだよ。喧嘩はしたくないけど、自分を守るために仕方なくやっちゃう事もあるよね」
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んー、そうですか!
人間が思うほど、攻撃的ということだけではなく、気が小さいという事もありそうですね。


次にニコちゃんにインタビュー。
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「あたしはね、人も猫も大好き。誰のところでもゴロゴロよ。その調子でクロヤンに近づいたら、猫パンチもらったわ。あーぁ、猫の付き合いも難しいわ。」


んー、なるほどね!
ニコもクロヤンもキャリアですが、ニコは全開前進タイプで、クロヤンは控えめタイプなわけでして、最悪な場合は喧嘩にも発展しないとも限らないということですね。

猫にも相性があり、個性があります。
うちに来ているエイズキャリア猫は保護当時「シャー」の連続でしたが、時間をかけて愛情を注ぐことによってベタベタな甘えん坊になる事もあります。
傾向としては雄は甘えん坊が多いのです。焦らずゆっくり向き合ってみませんか?
また、エイズによるその他の症状が出ていない子もいますし、発症せず寿命を全うする猫もいるといわれています。

私達が保護する衰弱したキャリア猫の多くは、口内炎や腫瘍を持っていると思われる症状があります。
症状が出ないようにするにはストレスをかけない事が重要だということもいわれています。
外で暮らす猫達は色々なストレスにさらされています。故にエイズも発症する確率もあがります。
エイズキャリア猫を迎える人は特にストレスがかからないライフスタイルを考えてみてください。

ライフスタイルを考えることもとっても楽しいことですよ。
寝る所はこうしようとか、
食べ物はとか、
おもちゃはとか

そしてエイズキャリア猫は暴れん坊だけではないこと。
獣医の多くは弱いからいじめられて感染すると認識しているそうですが、一般の方や活動されている方は攻撃的だから喧嘩をすると認識されている人が多いようです。
実際に迎えてみると最初は警戒して「シャー」なんて言ってますが、結構甘えん坊なんですよ、はい。

これを読んでエイズキャリア猫の里親を検討してくれる人が一人でも多く出てくるといいなぁ。
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文と写真・会員S



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